ポイ活するためのクレジットカードを選ぶ基準は?
「ポイ活をするならどのクレジットカードを作るのがベストなのか?」という問いに関して、
答えは1つに絞れません。
なぜなら、使用する人の生活スタイルによって、貯めるべきポイントの種類や必要なサービス内容などが違ってくるからです。
今回はクレジットカードを新規発行した際にまとまったポイントが付与される特典も含めて、
カード作成でポイ活する際に、どのような基準でカードを選べばいいのかについて考えていきます。
クレジットカードを選ぶ時の判断材料
年会費永年無料
ポイントを貯める為にカードを作るのに、年会費が何千円もかかるカードを作ってしまい、貯まったポイントより年会費の方が上回ってしまったということになりかねません。
特に多くの種類のカードを持たれる方は、使用する頻度が少なくなる可能性も踏まえ、
年会費が無料であるものを選ぶことを強くお勧めします。
ポイントの還元率が高い
効率的にポイントを貯める為に重要視すべきなのは、やはりポイントの還元率です。
最近では通常1%以上のポイントが還元されるクレジットカードも増えてきましが、どういった場面で使用するかによって、この還元率が大幅にアップすることがあります。
生活において十分に活用できるかどうか
貯まったポイントの種類によっては限られた一部の店舗でしか使用できないものもあります。
そのポイントの種類はあなたの生活圏において十分に活用できるものでしょうか?
ポイントが貯めれる・使用できる店舗や会社がより多いクレジットカードを選び、効率的にポイントを活用しましょう。
また、ポイントの種類以外でもサポート体制が充実しているのか、旅行損害保険が付帯していのるかなど、自分のライフスタイルに合った付帯サービスや機能は事前に確認しておくべきです。
新規発行の際に付与される特典ポイント
新規顧客獲得のため、クレジットカードを新規発行・利用した際に特典としてまとまったポイントを付与するカード会社も増えてきました。
どのくらいのポイントをどのような条件でもらえるのかを事前に調べて、比較しておきましょう。
カードを作るのも手間がかかるし、どうせ作るのなら自分に最適なものをお得に作りたいね。
クレジットカードを作るときに注意したい点
一度にたくさんのカードを作り過ぎない
クレジットカードを短期間に複数枚申し込む「多重申し込み」を行うと、貸し倒れなどのリスクが大きいと判断され、カードを作る際の審査通過が難しくなります。
カードの申し込み履歴は個人信用情報機関に半年間は残るので、複数枚作る場合は半年以上の期間を明けて申し込みした方がいいでしょう。
短期間でカードの解約を繰り返したりする行為も審査通過を難しくする一因になりますので控えましょう。
自己管理をしっかりする
カード会社によってはポイントの還元率が上がるパターンがいくつかあったり、複雑だったりします。
ポイントを最大限に貯めるために、どういう場合に還元率がアップするのかをちゃんと把握した上で使用しましょう。
また、それぞれのクレジットカードを作る際、ウェブ上の管理画面でのログインIDやパスワード・暗証番号などを決めます。
混乱することがない様に、自分ですぐに把握できるような形で管理しておきましょう。
たくさんカードを作り過ぎて管理しきれずに支払いが遅延してしまったり、キャッシングで滞納してしまったりすることがあれば本末転倒です。
自分がちゃんと管理できる枚数を持ちましょう。
新規入会・利用で特典ポイントをもらえるカードの紹介
筆者が7月に作成したクレジットカードを2種類紹介するね!
楽天カード
楽天カードの主な特徴
- 年会費永年無料
- 13年連続顧客満足度NO1【2021年度JCSI(日本顧客満足度指数)調査】
- 買い物100円につき1ポイント(1円相当)付与
- SPU(スーパーポイントアップ)プログラムで楽天サービスを使えば使うほど還元率がアップ(最大14倍) ※その他のキャンペーンと併用すれば更に還元率がアップ
- 提携店舗が生活圏において豊富な為、楽天ポイントが貯まりやすい
新規発行・利用での特典
新規発行で2000ポイント進呈
初回利用で3000ポイント進呈
★期間限定で付与される累計ポイントが7000ポイントや8000ポイントになるキャンペーンも随時行われているので、キャンペーン期間中に作った方がお得です。
(時期は事前に分からないので公式HP等で随時チェックが必要)
特典のポイント進呈には条件を達成する必要もあるので確認しておきましょう。
尚、過去に楽天カードを作成したり、入会特典ポイントを一度受けとったことがある人など対象者外になるので、注意事項は必ず一度目を通しておきましょう。
PayPayカード
PayPayカードの主な特徴
- 年会費永年無料
- 買い物100円につき1ポイント付与(一部の利用方法で対象外あり)
- Yahoo!ショッピングで買い物すると3%付与。(「5のつく日」は+4%付与)
- クレジットカード本体にカード番号の記載がないのでセキュリティ面で安心
新規発行・利用での特典
新規発行で2000ポイント進呈
利用一回につき100ポイントが最大100回まで付与(10000円相当)
※300円以上の利用が対象。対象期間中の利用に限る。
こちらのクレジットカードも作成する際は進呈条件や注意事項は必ず確認しておきましょう。
PayPayカード新規入会特典プレゼント!PayPayポイントが貯まる – PayPayカード (yahoo.co.jp)
ちなみに筆者が作成した7月は、新規発行で3000ポイント進呈、3回のカード利用で5000ポイント進呈というものでした。
現在はもらえる累計ポイントが増えた分、進呈条件が複雑になっています。このカードをメインとして使われる方には向いている特典内容といえるかもしれません。
クレジットカード会社のキャンペーン内容も随時変更になることを念頭に置いておきましょう。
申し込む前にLINEをチェック
LINEを現在活用されている方は、公式HPだけでなく【LINE】アプリで情報を確認してみてください。
全てのクレジット会社に該当するわけではないですが、カードの種類によってはLINEを介して申し込むと、通常の特典以外にもLINEポイントがもらえる場合があります。
もらえるLINEポイント
- 三井住友カード 3000ポイント
※2022年10月1日時点
LINEホーム画面<サービス一覧<LINEポイントクラブの順番でログインすると確認できます。
LINEポイントの使用例 (1ポイント1円相当)
- LINE Pay決済で使う
- PayPayポイントと交換する
- 特定のクーポンやギフト券と交換する
- LINE証券の入金などで利用する
※LINEポイントの有効期限は180日間
最後に
ポイントを効率的に貯めたいのならクレジットカードは欠かせないものです。
年会費、使用場面、特典など様々な情報を加味して、自分のライフスタイルに最適な一枚を作りましょう。
また、特典ポイントをもらえるからといって過度にカードを作り過ぎるのは、管理面からいってもおすすめできるものではありません。
特典ポイントはカードの種類を選ぶ判断材料の一つと考え、総合的に利便性が高いものを選びましょう。